事業内容

新月伐採木

地球環境に配慮した人にも優しい住宅をMIYAZAKIがご提案。

新月伐採木 Neumond holz(ノイモントホルツ)とは

冬季の新月前に伐採して枝葉をつけたまま数ヶ月養生して良質な木材を得る方法を新月伐採法と呼び、新月伐採法によって生産された木材を「ノイモントホルツ」(商標登録)と名づけています。

特徴

新月伐採木はカビにくい・虫害が少ない・割れやくるいが少ない。また、その特性を利用すれば、次のような副次的な効果をもたらします。

  1. 過度な改良加工や過酷な人工乾燥を省略できるので、木材の短命化、有害を避けることができる。
  2. 木材の長期利用で伐採消費量の逓減を計り、森林保全に寄与する。
  3. 木材の長期利用でCO2を固定・抑制し、地球温暖化防止に寄与する。
  4. カビ・虫害が出にくいので、そのまま山中で天然乾燥して人工乾燥を軽減または省略でき、CO2発生を抑制して地球温暖化防止に寄与する。

対象

木造建物の新築及び建築物の内装リフォーム材

販売・施工

静岡県のT.S.DRYグループの製材工場から製品市場や販売問屋、小売店などの流通を省き、宮崎建設からお客様に直接ご提供し、施工を行っております。

宮崎建設は「NPO法人新月の木国際協会」に所属し取り組みを通じて、新月伐採からはじまる森林保全と森林経済の復興を応援しています。
それと共に、地球環境への負荷の逓減やシックハウス被害の根絶など森林・木材・建築産業が抱えている問題解決に向けて寄与できるように努力して参ります。

01 新月伐採法の採用

新月伐採法月のサイクルに合わせて伐採時期を限定する「新月伐採法」を取り入れています。
生き物は太陽や月のリズムで体が調整されていることを、昔の人はよく知っていて、木を伐る時期を選んでいたのでしょう。

02 天然乾燥

葉枯らし伐採後、3ヶ月以上行う「葉枯らし」が木材をゆるやかに乾燥させます。
時間と労力がかかりますが、人工乾燥に比べて、材料の品質を保つことができます。

03 トレーサビリティー

出荷証明書新月伐採された木材は、貯木場で一本一本日付けを記されたタグを付けられ、管理されます。
生産者、生産地、樹種、樹齢、伐採日、出材日、出材者、葉枯らし期間、出荷日、出荷先などの情報を出荷証明書で発行します。
このような管理を行うことにより、トレーサビリティ(追跡可能)を実現しています。

04 こだわりの自然住宅

こだわりの自然住宅目先の生活機能を高めようと工夫しすぎて、木のポテンシャルを結果的に下げている場合があります。
大自然の働きに謙虚に心を傾けた住まいづくりをこの新月伐採木を通じて、行ってみませんか。
安心できる品質のよい木材を使用した木の香りあふれる自然住宅をご提案いたします。

あまがさき産業フェア2010に出展した時の「宮崎建設/新月伐採木」ご紹介動画です。ぜひご覧ください。